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音楽バカによる音楽についてのひとりごと。

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Shawn McDonaldはアメリカ、オレゴン出身のシンガーソングライター。CCM(Contemporary Christian Music)の担い手として有名。

・ディスコグラフィ
Simply Nothing (2004)
Ripen (2006)
Roots (2008)
Closer (2011)



  Looking for color in a shade of gray
  Looking for love in a drop of rain
  Trying to find change from the old mundane
  But everything I do just feels the same

  Spending my life out in the desert
  Been gone so long, feels like forever

  I just want to be closer to you
  I just want to be closer
  I am yours, you can have all of me, anything, everything
  I just want to be closer

  灰色の陰の中に 色を探してる
  雨の雫の中に 愛を探してる
  今までのありふれた日々からの 変化を見つけ出そうとしてる
  でも 俺がする全てのことは いつもと同じだって気がするんだ

  離れた砂漠で過ごしてきた
  すごく長い間、永遠のように感じるぐらい

  ただあなたにもっと近づきたい
  ただもっと近づきたい
  俺はあなたのもの、俺の全てはあなたのもの、何でも、全部
  ただもっと近づきたい

  A day without you is a thousand years
  A day without you is a million tears
  Tell me why do I run when I am in fear?
  Why do I run when you are so near?

  Been spending my life out in the weather
  Been gone so long, and I need some shelter

  I just want to be closer to you
  I just want to be closer
  I am yours, you can have all of me, anything, everything
  I just want to be closer

  あなたのいない一日は千年のよう
  あなたのいない一日は百万年のよう
  教えてください 恐れの中にいる時 俺がなぜ逃げ出してしまうのか
  あなたがすごく近くにいる時 俺がなぜ逃げ出してしまうのか

  荒天の中を過ごしてきた
  すごく長い間、だから俺には隠れ家が必要だ

  ただあなたにもっと近づきたい
  ただもっと近づきたい
  俺はあなたのもの、俺の全てはあなたのもの、何でも、全部
  ただもっと近づきたい

  Wherever you go, wherever you are
  I just want to be there with you

  あなたがどこへ行こうと、あなたがどこにいようと
  俺はただそこで あなたといたい

  I just want to be closer to you
  I just want to be closer
  I am yours, you can have all of me, anything, everything
  I just want to be closer

  I just want to be closer to you
  I just want to be closer
  I am yours, you can have all of me, anything, everything
  I just want to be closer

  ただあなたにもっと近づきたい
  ただもっと近づきたい
  俺はあなたのもの、俺の全てはあなたのもの、何でも、全部
  ただもっと近づきたい

  ただあなたにもっと近づきたい
  ただもっと近づきたい
  俺はあなたのもの、俺の全てはあなたのもの、何でも、全部
  ただもっと近づきたい

  Looking for color in a shade of gray
  Looking for love in a drop of rain

  灰色の陰の中に 色を探してる
  雨の雫の中に 愛を探してる

普通のラブソングのような歌詞やけど、実は神様へのラブソング。っていうのがアメリカのクリスチャンミュージックの歌詞スタイルとしては結構見受けられる。
この曲もその一つで、穏やかながらも切実な雰囲気を持った名曲やと思う。

♪Shawan McDonald『Closer』(2011)

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久しぶりの和訳!
Three Days Graceの『Lost In You』。

Three Days Graceはカナダのポストグランジバンド。


・メンバー
Barry Stock - lead guitar
Brad Walst - bass guitar & backing vocals
Neil Sanderson - drums, percussion, piano & backing vocals

・元メンバー
Adam Gontier - vocals

・ディスコグラフィ
Three Days Grace (2003)
One-X (2006)
Life Starts Now (2009)
Transit of Venus (2012)

前の記事にも書いたとおり、ボーカルのAdamが今年のはじめに脱退。今はサポートボーカルと共にライブやってるみたい。Adamの歌好きやから、とても残念。20年一緒にやってきたメンバーと決別するってことは、よっぽど何かあったんかと思ってしまう。

『Lost In You』は2009年リリースの3rdアルバム『Life Starts Now』収録。2011年にシングルカットされた曲。
サビ前の展開の仕方がめちゃくちゃ好きで、歌詞と相まって泣ける。どちらかというと静かな曲やけど、エモくて素敵です。

  I always knew that you'd come back to get me
  And you always knew that it wouldn't be easy
  To go back to the start to see where it all began
  Or end up at the bottom to watch how it all ends

  You tried to lie and say I was everything
  I remember when I said "I'm nothing without you"
  I'm nothing without you

  Somehow I found a way to get lost in you
  Let me inside
  Let me get close to you
  Change your mind
  I'll get lost if you want me to
  Somehow I've found a way to get lost in you

  きみが俺のために戻ってきてくれるってことを 俺はいつも知ってた
  そして それが簡単なことじゃないってことを きみはいつも知ってた
  全てが始まった場所を見るために 始まりへと戻るのか
  あるいは 全てがいかにして終わるのかを眺めるために どん底にたどり着くのか

  きみは嘘をつこうとして 俺が全てだと言った
  思い出すよ 「きみがいなけりゃ俺は無に等しい」って言った時を
  きみがいなけりゃ俺は無に等しいんだ

  何とかして きみに夢中になる術を探し出した
  迎え入れてくれ
  そばにいさせてくれ
  心を変えてくれ
  きみが望むなら 俺は夢中になれる
  何とかして きみに夢中になる術を探し出してきたんだ

  You always thought that I left myself open
  But you didn't know I was already broken
  I told myself that it wouldn't be so bad
  But pulling away it took everything I had

  You tried to lie and say I was everything
  I remember when I said "I'm nothing without you"
  I'm nothing without you

  Somehow I found a way to get lost in you
  Let me inside
  Let me get close to you
  Change your mind
  I'll get lost if you want me to
  Somehow I've found a way to get lost in you
  In you

  俺が無防備なままだって きみはいつも思ってた
  でも俺はすでに壊れてたんだ 知らなかっただろ
  そんなに悪くないんだって 自分に言い聞かせてた
  でも離れていくことで 俺は全てを失った

  きみは嘘をつこうとして 俺が全てだと言った
  思い出すよ 「きみがいなけりゃ俺は無に等しい」って言った時を
  きみがいなけりゃ俺は無に等しいんだ

  何とかして きみに夢中になる術を探し出した
  迎え入れてくれ
  そばにいさせてくれ
  心を変えてくれ
  きみが望むなら 俺は夢中になれる
  何とかして きみに夢中になる術を探し出してきたんだ
  きみに

  The pain of it all, the rise and the fall
  I see it all in you
  Now everyday I find myself saying
  "I want to get lost in you"
  I'm nothing without you

  最終的な痛み 上昇と没落
  きみの中に全てを見ている
  毎日言い聞かせてる自分に気づく
  「きみに夢中になりたい」って
  きみがいなけりゃ俺は無に等しいんだ

  Somehow I found a way to get lost in you
  Let me inside
  Let me get close to you
  Change your mind
  I'll get lost if you want me to
  Somehow I found a way to get lost in you
  A way to get lost in you

  何とかして きみに夢中になる術を探し出した
  迎え入れてくれ
  そばにいさせてくれ
  心を変えてくれ
  きみが望むなら 俺は夢中になれる
  何とかして きみに夢中になる術を探し出した
  きみに夢中になる術を

♪Three Days Grace『Lost In You』(2010)

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Jimmy Eat World。エモ系バンドの中では古株やね。
あたしが院で研究してるのはJohn Irvingの小説なんやけど、Jimmy Eat WorldはIrvingの『A Prayer for Owen Meany(邦題:オウエンのために祈りを)』を題材にした曲を書いてたり、何かと気になる存在です。

・メンバー
James Adkins - lead vocals, lead guitar & keyboards
Tom Linton - rhythm guitar & backing vocals
Zach Lind - drums, percussion & programming
Rick Burch - bass guitar & backing vocals

・ディスコグラフィ
Jimmy Eat World (1994)
Static Prevails (1996)
Clarity (1999)
Bleed American (2001)
Futures (2004)
Chase This Light (2007)
Invented (2010)
Damage (2013)

なんだかね。いい意味で地味なバンドなんだよね。

普通のおっさん……青年たちやん。今いくつなのか知らんけど。
バンドやってる人間って、ピアスやら入れ墨やらで派手派手な尖ったファッションとか、ロン毛にTシャツジーンズみたいなロック!って感じのファッションが多いけど、Jimmy Eat Worldのメンバーは見てのとおりとても普通。だがそこがいい。

この曲『Bleed American』は同名のアルバムに収録。2001年7月にリリースされたんやけどそのすぐあとに9.11のテロ事件が起こって、『Bleed American(血を流すアメリカ人)』っていうタイトルはいかんやろ、ってことでアルバム名は『Jimmy Eat World』に、曲名は『Salt Sweat Sugar』に変更されたそうな。その後出たデラックス盤はオリジナルの名前に戻ってます。

  I'm not alone cause the TV's on yeah
  I'm not crazy cause I take the right pills everyday
  And rest, clean your conscience
  Clear your thoughts with speyside with your grain
  Clean your conscience, clear your thoughts with speyside

  Salt, sweat, sugar on the asphalt
  Our hearts littering the topsoil
  Tune in and we can get the last call
  Our lives, our coal

  Salt, sweat, sugar on the asphalt
  Our hearts littering the topsoil
  Sign up it's the picket line or the parade
  Our lives

  俺はひとりじゃない だってテレビがついてるし yeah
  俺は狂ってなんかない だって毎日ちゃんと薬を飲んでるし
  意識を休ませろ、空にするんだ
  穀物のスペイサイドで頭をクリアにしろ
  意識を空にするんだ、スペイサイドで頭をクリアにしろ

  アスファルトに落ちた 塩 汗 砂糖
  俺たちの心は土の表に散らかってる
  波長を合わせろ 最後の電話がかかってくるぞ
  俺たちの人生、俺たちの燃えさし

  アスファルトに落ちた 塩 汗 砂糖
  俺たちの心は土の表に散らかってる
  加わるんだ 前哨線か、はたまたパレードか
  俺たちの人生

  I'm not alone cause the TV's on yeah
  I'm not crazy cause I take the right pills everyday
  And rest, clean your conscience
  Clear your thoughts with speyside with your grain
  Clean your conscience, clear your thoughts with speyside

  Salt, sweat, sugar on the asphalt
  Our hearts littering the topsoil
  Tune in and we can get the last call
  Our lives, our coal

  Salt, sweat, sugar on the asphalt
  Our hearts littering the topsoil
  Sign up it's the picket line or the parade
  Our lives

  俺はひとりじゃない だってテレビがついてるし yeah
  俺は狂ってなんかない だって毎日ちゃんと薬を飲んでるし
  意識を休ませろ、空にするんだ
  穀物のスペイサイドで頭をクリアにしろ
  意識を空にするんだ、スペイサイドで頭をクリアにしろ

  アスファルトに落ちた 塩 汗 砂糖
  俺たちの心は土の表に散らかってる
  波長を合わせろ 最後の電話がかかってくるぞ
  俺たちの人生、俺たちの燃えさし

  アスファルトに落ちた 塩 汗 砂糖
  俺たちの心は土の表に散らかってる
  加わるんだ 前哨戦か、はたまたパレードか
  俺たちの人生

  Greed from my arm
  Won’t they give it a rest now?
  Give it a rest now
  Now, now, now

  俺の腕から流れる貪欲
  奴らは今休ませるつもりはないのか?
  休ませろ 今
  今、今、今

  Salt, sweat, sugar on the asphalt
  Our hearts littering the topsoil
  Tune in and we can get the last call

  Salt, sweat, sugar on the asphalt
  Our hearts littering the topsoil
  Sign up it's the picket line or the parade

  アスファルトに落ちた 塩 汗 砂糖
  俺たちの心は土の表に散らかってる
  波長を合わせろ 最後の電話がかかってくるぞ

  アスファルトに落ちた 塩 汗 砂糖
  俺たちの心は土の表に散らかってる
  加わるんだ 前哨戦か、はたまたパレードか

中盤の「Greed from my arm」の部分は「(I bled the) greed from my arm」って書いてるサイトもあって、そっちを元に「流れる」っていう言葉を付け加えときました。その方がわかりやすいかなって。
全体的に詩的な感じの歌詞だな。韻や響きを大事にしながらも、ちょっと風刺的な雰囲気で、いい歌詞やなって思います。

※「スペイサイド」…ウイスキー蒸留所として有名な、スコットランドにある土地の名前。=ウイスキーの銘柄。(多分)

♪Jimmy Eat World『Bleed American』(2001)

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えーと。2本ほどライブレポ書かなきゃなんですが、気分が乗ってるので先に和訳を。
今回はBlack Veil Bridesの『Rebel Love Song』です。
にもこの曲についてちょっと書いたね。

Black Veil Bridesはアメリカのオハイオ出身、2006年結成。

おっと、間違えた。

オンの時の画像じゃなきゃね。
何度かメンバーチェンジしとるんやけど、メイクがすごすぎて……もはやこの2枚の写真のうち同一人物が何人おるのかさえわからん。上の画像は多分だいぶ昔のヤツだな。
見てわかるとおり、KISSから影響を受けたそう。そしてこのファッションはただのKISSの真似ではなくて、ダークヒーローをイメージしたもの。以前の記事にも書いたけど、Andyはエモファッションをしてたことでいじめに遭ったりして、つらい経験をしたらしい。この刺々しいステージ衣装は、その克服の象徴みたいなものなんやろうな。

・メンバー
Andy Biersack - lead vocals & keyboards
Jake Pitts - lead guitar
Ashley Purdy - bass & backing vocals
Jeremy "Jinxx" Ferguson - rhythm guitar & violin, backing vocals
Christian "CC" Coma - drums & percussion

・ディスコグラフィ
We Stitch These Wounds (2010)
Set the World on Fire (2011)
Wretched and Divine: The Story of the Wild Ones (2013)

ボーカルのAndyはファッションアイコンとしても人気で、

昔はエモボーイ。

最近はワイルド系。
自撮りの天才よね。Instagramのアカウント見たら、ほとんどが自分の写真やけんね。(笑)まあきっとカッコいいから許されるのでしょう。

最初BVBの曲を聴いた時、Andyの声がこのルックスからは想像できない感じの声だったから驚いた。高くて細そうだなあって勝手に思ってたんやけど、わりと低くて響くような声。かなりツボです。
今回『Rebel Love Song』を選んだのは、BVBの曲の中で個人的に好きだからっていうのもあるけど、この曲の名前で検索してたどり着いてくる人が結構多かったから。

  I cannot hide what's on my mind
  I feel it burning deep inside
  A passion crime to take what's mine
  Let us start living for today

  Never gonna' change my mind
  We can leave it all behind
  Nothin's gonna' stop us
  No, not this time

  So take your hand in mine
  It's ours tonight
  This is a rebel love song
  Hearts will sacrifice
  It's do or die
  This is a rebel love song

  心の中にあるものを隠せない
  奥深くで燃えてるのを感じるんだ
  自分のものは掴んで離さない 情熱という罪
  今日という日のために生きよう

  心変わりなんてしない
  全て置いて行くんだ
  俺たちを止めるものは何もない
  No, 今じゃないんだ

  だから俺の手できみの手を取るよ
  この夜は俺たちのもの
  これは反逆のラブソング
  心は犠牲になるだろう
  やるかやられるかなんだ
  これは反逆のラブソング

  My outlaw eyes have seen their lies
  I choke on all they had to say
  When worlds collide what's left inside
  I hold on tight and hear you pray

  Never gonna' change my mind
  We can leave it all behind
  Nothin's gonna' stop us
  No not this time

  So take your hand in mine
  It's ours tonight
  This is a rebel love song
  Hearts will sacrifice
  It's do or die
  This is a rebel love song

  無法者の目で奴らの嘘を見てきた
  奴らが言うべきだった全てのことで 息が詰まる
  世界が終わる時 心の中に残されたこと
  固くつかまって きみの祈りを聞くよ

  心変わりなんてしない
  全て置いて行くんだ
  俺たちを止めるものは何もない
  No, 今じゃないんだ

  だから俺の手できみの手を取るよ
  この夜は俺たちのもの
  これは反逆のラブソング
  心は犠牲になるだろう
  やるかやられるかなんだ
  これは反逆のラブソング

  Wild and running for one reason
  They can't stop us from our freedom
  (Wild and running for one reason
  They can't stop us from our freedom)

  がむしゃらに走るんだ ひとつの理由のために
  奴らは俺たちの自由を邪魔できやしない
  (がむしゃらに走るんだ ひとつの理由のために
  奴らは俺たちの自由を邪魔できやしない)

  Never gonna' change my mind
  We can leave it all behind
  Nothin's gonna' stop us
  No not this time

  So take your hand in mine
  It's ours tonight
  This is a rebel love song
  Hearts will sacrifice
  It's do or die
  This is a rebel love song

  So take your hand in mine
  It's ours tonight
  This is a rebel love song
  Hearts will sacrifice
  It's do or die
  This is a rebel love song

  心変わりなんてしない
  全て置いて行くんだ
  俺たちを止めるものは何もない
  No, 今じゃないんだ

  だから俺の手できみの手を取るよ
  この夜は俺たちのもの
  これは反逆のラブソング
  心は犠牲になるだろう
  やるかやられるかなんだ
  これは反逆のラブソング

  だから俺の手できみの手を取るよ
  この夜は俺たちのもの
  これは反逆のラブソング
  心は犠牲になるだろう
  やるかやられるかなんだ
  これは反逆のラブソング

いやー。予想はしてたけど。訳してみると、改めて……大したこと言ってないなあと思うね。(笑)
このちょっとサムい感じがBVBらしいのかもしれないけどね。
内容的にはわかりやすかったけど、ところどころ癖のある言い回しがあって訳しづらかった。ごまかしてるとこもあるので、おかしかったらコメント欄で訂正してください。勉強になるので。

♪Black Veil Brides『Rebel Love Song』(2011)

歌詞の内容に合わせて、若い(?)男女が駆け落ちするというストーリーになってます。
やっぱりAndyはメイクしない方が好き。

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Neil Youngの『Old Man』が好きです。なぜなら、あたしの父親がこの曲を好きだから。
前にもNeilについて書いたので、プロフィールなどはその記事を参照。


昔のNeilさん。

最近のNeilさん。
……昔の方が好きだ。

『Old Man』は1972年のヒットアルバム『Harvest』に収録されている曲。『Harvest』といえば『Heart of Gold(邦題:孤独の旅路)』が有名やけど、『Old Man』も静かな雰囲気ながら聴き手をエモーショナルな感じにさせる渋い曲です。

「old man」をどう訳すか。これがまず考えた点でした。
「親父」と訳してる人もおれば、「爺さん」と訳してる人もおる。「おっつぁん」っていう訳にはちょっと笑った。(笑)あたしも、なんとなくぼんやりとNeilは自分のお父さんかおじいさんに向けてこの曲を書いたんかなあって思ってた。
しかし。
どうやらこれは牧場の管理人に向けて書かれた曲らしいのです。
それなりにお金持ちになったNeilは、北カリフォルニアにある牧場を買うことに。そこの管理人が、Louis AvilaとClara Avilaという老夫婦だったらしい。ある日Louisが古いジープにNeilを乗せて、牧場を見渡せる小高い場所に連れて行ってくれたそう。そこでLouisに「どうやったら、若くして金持ちになってこういう場所を買えるんだ?」って聞かれたNeilは「ただホントにラッキーだっただけなんだよ」って答えた。それを聞いたLouisは「そうか、そりゃビックリな話だな」って。
そんなこんなで、(?)Neilは彼のために曲を書くことにしたようです。

ということで、「old man」はあえて父親とかおじさんとか限定せずに、ただ「年老いた男」としておきました。聴く側が自分にとってしっくりくる人物を当てはめられる方がいいかなーと思ったので。
歌詞中の「think of two」っていうのは、自分と恋人(もしくは好きな人)のことを指してるのかなって思ったけど、このエピソードを聞くと「two」はAvila夫妻なのかな?
「life」も、「生活」にすると味気ない気がしたので「人生」にしてます。

  Old man look at my life,
  I'm a lot like you were.
  Old man look at my life,
  I'm a lot like you were.  

  Old man look at my life,
  Twenty four
  and there's so much more
  Live alone in a paradise
  That makes me think of two.

  Love lost, such a cost,
  Give me things
  that don't get lost.
  Like a coin that won't get tossed
  Rolling home to you.

  Old man take a look at my life
  I'm a lot like you
  I need someone to love me
  the whole day through
  Ah, one look in my eyes
  and you can tell that's true.

  年老いた男が俺の人生を眺めてる
  俺は昔のあんたに似てるところがたくさんあるだろ
  年老いた男が俺の人生を眺めてる
  俺は昔のあんたに似てるところがたくさんあるだろ

  年老いた男が俺の人生を眺めてる
  24年
  そして先はまだ長い
  楽園でひとり暮らしていると
  2人のことを考えるのさ

  愛はこんなにも代価を失った
  失われることのないものを
  俺にくれよ
  投げられることのないコインみたいに
  あんたのいる家へと転がっていく

  年老いた男が俺の人生を眺めてる
  俺はあんたに似てるところがたくさんあるだろ
  愛してくれる誰かが必要だ
  一日中ずっと
  ああ、俺の目を見れば
  それが真実だってわかるはず

  Lullabies, look in your eyes,
  Run around the same old town.
  Doesn't mean that much to me
  To mean that much to you.

  I've been first and last
  Look at how the time goes past.
  But I'm all alone at last.
  Rolling home to you.
  
  Old man take a look at my life
  I'm a lot like you
  I need someone to love me
  the whole day through
  Ah, one look in my eyes
  and you can tell that's true.

  子守歌、あんたの目を覗き込む
  同じ古い町を駆け回る
  俺にとっちゃ大したことじゃないが
  あんたにとっちゃ大事なことだよな

  俺ははじめであり終わり
  いかにして時間が過ぎ去っていくかを見てる
  でも最後には俺はひとりぼっち
  あんたのいる家へと転がっていく

  年老いた男が俺の人生を眺めてる
  俺はあんたに似てるところがたくさんあるだろ
  愛してくれる誰かが必要だ
  一日中ずっと
  ああ、俺の目を見れば
  それが真実だってわかるはず

  Old man look at my life,
  I'm a lot like you were.
  Old man look at my life,
  I'm a lot like you were.

  年老いた男が俺の人生を眺めてる
  俺は昔のあんたに似てるところがたくさんあるだろ
  年老いた男が俺の人生を眺めてる
  俺は昔のあんたに似てるところがたくさんあるだろ

♪Neil Young『Old Man』(1972/live, 1971)

演奏前に「牧場の管理人のために書いた曲です」みたいなこと言ってます。
いつ聴いても落ち着くいい曲ね。


昔のジャケット。レトロで可愛い。

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