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音楽バカによる音楽についてのひとりごと。

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このところずっと聴いているアーティストがいます。

Iron & Wine。
ただのむさ苦しいおっさんやと思ったら大間違い。めちゃくちゃいい曲を作る人です。

本名はSamuel Beam、サウスカロライナ出身、テキサス在住。ステージネームの「Iron & Wine」は、雑貨屋で見つけた「Beef Iron & Wine」っていうサプリメントの名前から取ったとのこと。大学で芸術学の修士号を取得して、大学や専門学校で映画のことを教える傍ら、7年以上自分で曲を作ってた。それを聴いた友人がデモをレコード会社に送って、契約が成立したらしい。

デビューが2002年やから、ほんまに今更知った感じなんやけどね。
初めて聴いたのはこの曲。

♪Iron & Wine『Upward Over The Mountain』(2002)

いつものようにYouTubeサーフィンをしてて、Gotyeの曲の関連動画にこれが出てきた。ハート形を可愛いと思ったことあんまりないんやけど、なんかこのサムネイルが気になった。
聴いてみたら、泣きそうになった。上手く表現できんけど、全てにおいて優しい。ギターの音も、ちょっとこもった声も。

他の曲も聴かなきゃ!ってなって、いろいろ探してみた。

♪Iron & Wine『Freedom Hangs Like Heaven』(2005)

このもやっとした声がすごくいい。この声のおかげでくどくならないんやと思う。メロディーとギターが支え合ってる感じ。

♪Iron & Wine『Boy With A Coin』(2007)

リフの繰り返し。ずーっと同じ繰り返し。それによってメロディーが際立つ。マイナーで寂しい音がかなり好み。

♪Iron & Wine『The Trapeze Swinger』(2009)

至ってシンプル。単調すぎるくらい。でもそれが胸を打つ。

♪Iron & Wine『Lover's Revolution』(2013)

もうすぐ出るアルバムからの一曲。打って変わってジャジーな感じ。おしゃれです。
アルバム全体がジャズ系になるんかな?気になる。

おじいさんが牧場をやってて、子供の頃よくそこに遊びに行ってたらしい。カントリーを思わせるような優しい雰囲気はそういうところがルーツなんかな。
そういう雰囲気を持ってると同時に、どこか奔放な印象も受ける。気ままに思ったとおりの音楽をやるというか。デビュー時のエピソードからもわかるように、売れたいとかビッグになりたいという欲が全く感じられない。ゆるいけど芯があるような。

多分これからも長く聴き続けるアーティストになりそう。

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