音楽バカによる音楽についてのひとりごと。
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メタル。ヘヴィメタル(英語:heavy metal)は、音楽のジャンルの一つ。基本的な俗称はメタル。他にHM、ヘヴィメタ、ヘビメタなど。1970年代末期から1980年代後半にかけて流行したロックのスタイルで、ハードロックの延長線上にある。両者を並べてHR/HM(HM/HR)と表現することもある。Wikipediaより。ずっと嫌いやったんよね、メタル。音楽はかなり幅広く聴くけど、数少ない嫌いなジャンルとして一番に挙げるのはメタルやった。あたしの中でのメタルのイメージ、こんな感じで、焼きそばヘア!素肌にレザー!やたら金ピカの装飾!みたいなね。こういうのを「ヘビメタの人」って定義してた。そして「ヘビメタはダサい」「ヘビメタはおっさんが聴くもの」と。結構小さい頃からそういう風に刷り込まれてた。なんでかわからんけど。音としてもあんまり興味は持てんくて、デスボイスやスクリーム、やたらピロピロしたギターとかが苦手やった。洋楽ロック好きな人なら知ってる曲やと思うけど、Linkin Parkの『Faint』。あれのブリッジのスクリームさえ「この部分いらんな」って思ってた。(笑)でも慣れなんかな、いつからか次第にスクリームもカッコいいやんって感じるようになった。日本のラウド系のライブに行くようになって、いろんなバンド観ていろんなスクリーム聴くようになったっていうのもあるかな。このスクリームはいい感じ、このスクリームはイマイチ、とか。そういう好みも出てきた。「ヘビメタ」っていう呼び方を嫌うメタルファンがおるっていうのを知ったのも、最近のこと。そしてメタルを克服?するに留まらず、ちょっと好きになってきた。(笑)選んで聴いてるわけじゃないんやけど、気づいたらメタル寄りのスクリーモとか結構聴いてる時があったり。例えば。♪Bullet For My Valentine『Scream Aim Fire』(2007)つい先日、無事来日ライブを終えたBFMV。名前は結構前から知ってたけど、ちゃんと聴くようになったのはホント今年に入ってからだな。このバンドはかなり絶妙なバランス!どっかのサイトのレビューで「メタル寄りのエモではなくエモ寄りのメタル」って書かれとったけど、どっちとも言える気がする。中間。程よい。音は重めやしスクリームもキレとるんやけど、同時にメロディがきれい。ただ、最新作の評判はイマイチみたいやねー。軽くなったとか、wow〜って言っとけばいいと思っとるんかとか、いろいろ言われてますけども。まああたしも天パの曲はちょっとどうかなと思ったけど。。。ライブはソールドしたみたいで日本でもそこそこ人気あるっぽいし、わりと幅広い年齢層に支持されてるっぽいから、長く続いていきそうなバンドではある。あたしみたいなリスナーにとっては、いい入り口というか聴きやすいし。今年のサマソニ期待してます。次の単独では関西も来てほしい。とりあえずMatt男前やで。それから、Black Veil Brides。あたしはAutomatic Loveletterが好きなんやけど、Juliet(ボーカル)いつも彼氏の写真ばっかりアップしてるなーって思ってた。その彼氏Andyはどうもバンドのボーカルをやってるらしいってことがわかって、そのバンドっていうのがBVBやった。最初に検索してビックリしたのは、とりあえず外見。オフ。オン。どうしたの!?って感じ。(笑)でもこういうメイクや服装をするのは意味があるみたい。アメリカでは中性的な男の子っていじめの対象になることがあるらしいんやけど、Andyもそういう経験をしてて、こういう攻撃的なファッションっていうのは彼が好きなバットマンやウルバリンみたいなダークなヒーローの象徴みたいなもの、と。そんな個人的な経験もあってか、歌詞やMVもただの耽美系じゃなくてメッセージ性を持ってる印象を受ける。♪Black Veil Brides『In The End』(2012)初めて聴いた時は声も意外だった。きれいな顔やし、The DarknessのJustinみたいなハイトーンボイスを勝手に想像してたんやけど、わりと男らしい感じ。ロックに向いてない声って言われてきた、って本人は言ってるんやけど、あたしはカッコ良くて好きやなー。BFMVもBVBもそうやけど、厳密に「メタル」なのかって聞かれたら何とも言えんし、いろんな音楽が生まれて混ざり合って、サブジャンルがどんどん増えてる今となっては細かいジャンル分けは難しい。クリーンパートがなくてずっとデスボイスとか、終始ギターがピロピロしとるとか、そういうのは未だに苦手やけど、ジャンルに捉われて音楽聴いてたらやっぱり損やなって思った。よくよく考えたらあたしが昔から好きな曲の中にもメタルに属するものがあって、♪KISS『Rock and Roll All Nite』(1975)♪Ozzy Osbourne『Gets Me Through』(2001)こんなのとかね。結局音楽は言葉ではくくれない。ジャンルやルーツっていうのは大事にすべきもので、無視できないものではあると思うけど、必ずしもきっちり分けたり定義したりできるものではないってことは覚えとかなきゃいけない。そういう分類っていうのはCD探したりする時ちょっと便利になるオプションみたいなものやと思う。
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