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音楽バカによる音楽についてのひとりごと。

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去年の秋ぐらいに知って、それからずっと気になってるアーティストがおる。
スウェーデンのバンド、Tribal Ink。

なんで知ったんやったかな、twitterで流れてきたんだったか、YouTubeのおすすめに出てきたのか、詳しくは忘れたけど偶然見つけたのが2003年の楽曲『To My Face』のMV。

♪Tribal Ink『To My Face』(2003)

MVを撮ってたらおばあちゃんにしばかれるっていう謎のストーリー。(笑)
映像はともかく、ミクスチャー好きなあたしにとってはモロ好みの音やった。何やこれカッコいいやん、ってなってYouTubeで音源漁りまくった。MVがあるのはこの曲だけっぽかったけど、検索で出てきた曲がどれもこれも良くて、CD欲しい!と思った。
リリースされてるのは2003年の『Surrounded By Freaks』っていうアルバムだけ。けどamazonで調べてもダウンロードしか出てこず。ネットでいろいろ調べた結果、フィジカルでのリリースもあったけどインディーでほとんど出回ってなくて、オークションに出た時は1万円超えだったらしい。

わかってる範囲のプロフィール。

・メンバー
Funky Dan - vocals
Lonne - guitar
Niels - guitar
Uffe - Bass
Stojan - drums
元々は4人組だったんかな?2008年までに5人組になったらしい。6人組って書いてるサイトもあって、詳細は不明。このメンバーリストはmyspaceから。(スウェーデンのWikipediaではNielsは解雇になったって書いてた)

2002年結成。スウェーデンの『Wannabe』っていうバンドコンテストの番組で優勝。
彼らの知名度が上がったのは2007年、誰かがネットにアップした彼らの『Refugee』っていう曲が、『Minutes to Midnight』リリース前だったLinkin Parkの楽曲と間違えられたことがきっかけ。

♪Tribal Ink『Refugee』(2003)

確かにLinkinっぽいといえばそうなんかなあ。
この曲は結構YouTubeに転がってるけど、未だにいくつかの動画ではLinkinの画像が使われてたりする。
無名のバンドがLinkinと間違えられるっていうのがすごい。それだけ彼らの楽曲のクオリティが高いっていうことやと思う。

そんなわけでTribal Inkを好きになって半年、まだ活動してるのかどうかずっと気になってた。今日なんとなくYouTubeで彼らの曲聴いてたら、「why did they break up again??」っていうコメントを見つけて、あー解散したんやなってわかった。
改めてネットでいろいろ調べてみたらスウェーデンのWikipediaに行き着いて、Google翻訳さんに頼ったところ、フロントマンのDanがJupitherとNoiceっていうバンドでも歌ってるということが判明。早速YouTubeで探してみた。

♪Jupither『Love』(2006?)

悪くはない、むしろ結構好き。でもTribalとは全然違う感じだったからビックリした。爽やかめのポップパンク。このMV出てるの本人ちゃうやろって最初は思ってたけど、よう見たら入れ墨がDanと同じ。多分本人っぽい。

そんでNoiceの方。

♪Noice『Jag vill inte va' (som alla andra)』(2011, live)

このNoiceっていうバンドがどういう位置付けなのかイマイチわからん。Wiki見ると結成が1977年で、何度か活動休止しながら続いてるバンドらしい。ボーカルも何回か変わってて、Danの加入は2009年。
Tribal、Jupitherと違ってスウェーデン語で歌っとるし、国民的なバンドなんかもしれんな。でも音はあんまり好きちゃうなー、歌もTribalのDanと同一人物とは思えん。方向性が違いすぎて戸惑う。

何よりショックやったのは、Danかなり細かったのにめっちゃ太ってたこと……。もはや変わりすぎてて、動画とか見ても本人かどうか確信が持てないレベル。

音楽と体型は関係ないけど、やっぱり若干幻滅してしまうな。

ここに貼った動画はほとんどが同じ人がアップしたもので、おそらくこのアカウントはDan本人か関係者だと思う。この人がアップしてた動画の中にはこんなのもあって、

♪Dan & Dom『Kåt på kärlek』(2011?)

おそらくこれもDanが歌ってると思われる。

こうやっていろんな活動見てみると、Danってホントはポップ系の音楽が好きやったんかなあ?Tribalの頃のキレのあるラップや存在感ある重低音は完全に消滅しとる。
でもやっぱりあたしはTribal Inkが一番好きや。Jupitherは今も活動してるんかな?とりあえず情報収集を続けようと思います。
Tribal InkのCD売ってるの見かけた方は是非一報を。

♪Tribal Ink『California Love』(2003, live)

2pacの『California Love』のカバーもやってます。カッコいい。

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BRAHMANの新しいアルバム『超克』からのMVが公開されました。

♪BRAHMAN『初期衝動』(2013)

KOHKIさんのギターってテレキャスやなくて日本のメーカーのテレキャスモデルなんやね。未だにExplorerのイメージが強い。

BRAHMANは自分にとっては特別なバンドかな。
自分で本格的にCDを買ったりするようになったのは、中学生に上がる頃だった気がする。その頃からずっと洋楽ばっかり聴いてて、日本の音楽のことは全然わかんなかった。友達から得る情報が全てで、「あー今そんなん流行ってるんやな」ぐらいの認識で。
CD借りたりしてたまーに聴いても、LOVE PSYCHEDELICO、アジカン、EGO-WRAPPIN'とか。カラオケで困らない程度に日本の曲も聴いとこうかなって感じ。中学の最後らへんはHIPHOPばっかり聴いててアングラジャパニーズもわりと詳しかったけど、だんだん特定のアーティストしか聴かなくなった。結局洋楽に戻ってくるんだよね。

アングラHIPHOPの影響なのか、とりあえずJ-POPが嫌いやった。周りはJ-POP好きな子ばっかりやったから話が合わんかった。
大学の2年の時に友達ん家に行ったらLOW IQ 01のCDがあった。LOW IQは聴いたことあって結構好きだったから、「コイツいい趣味しとるやん」て思って、他にどんな音楽聴くんか聞いてみた。そしたらBRAHMANとOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDのCDを貸してくれた。家に帰って聴いて衝撃やった。「日本にこんなカッコいいバンドおるん!?」て。それまで聴いたことないような音やった。同じメンバーがOAUをやっとることにも驚いた。守備範囲の広さ。
アコースティックな音が好みやったから、最初はOAUの方が好きやったかな。ヴィオリンもおったし。とりあえずBRAHとOAUのCDは短期間でかなり聴き込んだ。イントロ聴いてすぐ曲名答えられるぐらい。友達もビックリしとった。(笑)
大学の時はライブも何回か行ったなあ。『ETERNAL RECURRENCE』のツアー、OAUの『New Acoustic Tale』のツアー、BRAH×EGO-WRAPPIN'。ほんまにほんまにカッコ良かった。

震災が起こってからBRAHMANが変わった。いち早く支援に動いたのは感心した。けどライブにも変化が現れて。一貫してMCをしてこなかったのに毎回MCするようになって、ライブ会場に支援物資持ってくるようにって宣伝したり。オフィシャルのtwitterが原発や政治のことばっかりツイートするようになってからは、疑問を抱いた。
信念を持って行動するのは良いことだけど、それをどこまで音楽活動に持ち込むのかっていうことについてすごく考えさせられた。自分らは音楽で主張するんだって言ってるアーティストも結構いて、確かにそれは間違いじゃないんだけど、なんか宗教じみてるようで違和感があった。
彼らのやり方に完全に賛同してるファンはたくさんいるんかもしれんけど、ただ単純に音楽を聴きたくてライブに来てる人も多分結構いるはずで。そういう人らからしてみたら、MCなしでぶっ続けでカッコいいステージを見せるBRAHMANのスタイルが変わってしまったことは残念やったと思う。あたしもどちらかというとそっち側。ネット見てたら、「個人で支援することだってできるんだから、バンドで物資を集める必要はないんじゃないか」「俺らが金払ってライブに行くのは説法聞くためじゃねーよ」っていう意見もあって、それも納得できる部分はあって。

正直、前からいるBRAHのファンで離れていってる人は少なくないと思うし、あたしみたいに揺れてる人もおると思う。率直に言うと、もし『超克』がしょーもないアルバムやったらBRAHを支持するのはもうやめようって思ってた。
でも『初期衝動』を聴いて、この人らはやっぱりカッコいいって感じた。やり方に関しては今も疑問に思う部分はある。けど音楽っていうのは説得力なんだよね、少なくともあたしにとっては。あたしはまだBRAHMANに期待できる。そういう結論に至ったので、『超克』がリリースされるのを楽しみに待ちたいと思います。

♪BRAHMAN『Speculation』(2008)

この曲のギター。痺れるー。

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サマソニ2013のラインナップがぼちぼち発表になってきましたね。
ヘッドライナーはMETALLICAとMUSE。今年もロックとHIPHOP/R&Bで来ると思ってたら、変化球やった。どっちも「すっごい好き!」ってわけではないんやけど、METALLICAのLarsのパワフルなドラムは生で観てみたいかなー。
Jake Buggが来るのも嬉しいな。あんな音楽作る18歳ってなかなかおらん。イギリスの若者は末恐ろしいよ、Ed Sheeranといい。
そんでLINKIN PARK、これは正直ヘッドライナーの発表よりもテンション上がった。中学の時から好きだから。初期の雰囲気の方が好きやけど、今もクオリティ高い作品作ってるしベテラン感が出てきたよね。

今年は全体的にわりと渋めな感じがするなー。期待。
ということで、今回は個人的にサマソニに出てほしいアーティストについて書きます。

アメリカのオルタナバンド、Sleeper Agent。

・メンバー
Alex Kandel - vocals
Tony Smith - guitar & vocals
Justin Wilson - drums
Lee Williams - bass
Scott Gardner - keyboard & synth
Josh Martin - lead guitar

・ディスコグラフィ
InterroBANG!? (2010)
Celabrasion (2011)

2009年から活動してて、去年出たアルバム『Celabrasion』は日本でも発売中。
6人編成で、ボーカルは基本的にAlex(※女子)が取るんやけど、ギターのTonyがたまにかぶせて歌う掛け合いの部分がめっちゃカッコいい。
6人おるわりに音がごちゃごちゃしてないところがいい。気だるさと爽やかさのバランスが絶妙。アルバムの曲をざっと聴いてみたけど、MVになっとらん曲もクオリティ高いし、全体的に軽くて楽しい感じだから聴きやすいかな。

♪Sleeper Agent『Get It Daddy』(2011)


ライブ映像見ると、Alexの声があんまり安定しとらん時もあるみたい。声質がアンニュイな感じのわりにクリアだから、余計目立つんかな。でもこれからどんな曲を作っていくのか楽しみなバンドです。

この前タワレコの試聴コーナーで見かけたので、今年何らかの形で日本に来てくれたらいいなあと思います。
ってかAlexまだハタチぐらいなんだよね……音楽シーンをチェックしてると、自分よりもだいぶ年下の優秀なアーティストがごろごろ出てきてて、感心するやら悔しいやら。すげぇなあ。もはやあたしが若くないっていうだけか。(笑)

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Red Hot Chili Peppersが大好きです。
付き合いがある人は、あたしがちょっとキモいくらいのレッチリ信者であることを知ってると思います。I'm With Youツアーから日本がハブられてるのを未だに恨めしく思ってます。ツアーは2月で終わりそうやけど、今年こそは何かしらの目的で来てくれるんちゃうかなって信じてます。

あたしはジャンル問わずホントにいろんな音楽が好きだから、自分のツボっていうのは何なんやろうなって考えてた。そんで思い当たったのが一つ。これ!っていうギターリフやベースリフをやってくれるバンドが好きみたい。
忘れられんメロディっていうのはよくあると思う。でもメロディだけじゃなくて、リフが耳から離れんっていうのがあたしにとってのいい曲。レッチリはその点ホントにドンピシャで、ギターはもちろん、ベースもかなり個性が出てる。ベースって注意して聴かないとサーッと聴き流しちゃうこと多いんだけど、(あたしだけか?)レッチリはそんなことないんだよね。Fleaはほんまにすごい。ステージに立った時華があるだけじゃなくて、音もそう。CDで聴いててもテンション上がる。
そんで言わずもがなJohnのギター。とりあえず渋い。彼に関しては時期によって結構演奏も変わったりしてるから一括りに形容できんけど、Johnの場合は華っていうか職人っぽさかな。気難しいけど繊細なところが音にも出とる気がする。

ということでレッチリの好きなリフランキングをやります。(笑)
こんなん誰が好き好んで読むんかなー、って思ったけど、twitterで「レッチリのリフランキング作ろうかな」って言ったらQualisの正恒さんが読みたいって言ってくれたので。笑。
ちなみにギターやベースに関して難しいことは全然わかりません。技術がどうこうとか。もはやリフっていうか、イントロのここ!とか、間奏のこの部分!とか、だいぶテキトーです。用語とかもわかりません、だってクラシック出身だから。(言い訳)完全に「これいいじゃん!」っていう感覚的なノリで選んでます。悪しからず。

10.『Right On TIme』サビのベース

1分30秒あたりからがわかりやすいかな。ギターがかなりいい感じで疾走感出してるんやけど、それを地味に支えるベースの低音が良い。
ってかあたしモヒカン好きなんやけどAnthonyモヒカン似合わないわ。

9.『Coffee Shop』イントロ、Aメロ、Bメロのベース

つまりサビじゃないとこ。コンスタントにベースが鳴ってて、変化を付ける感じでギターが入ってくる。このベースリフはギターありきかな。間奏部分のベースも良い。(1分55秒あたり)

8.『Get On Top』ギター

ほとんど単音のEとG、たまにAとCしか弾いてないのになぜこんなにカッコいいのか。ギターが単調だからベースのリズムも生きるんかな。
ちなみにこの映像は2004年の日本でのライブ。

7.『Throw Away Your Television』ベース

もはや地道な作業。笑。そこがすごい。レッチリは結構ギターに間を取らせるから、その分単調なリフでもベースが目立つ。3分30秒ぐらいからの展開する部分はCDにはないんだけどカッコいい。

6.『By The Way』イントロのギターとベース、AメロBメロのベース

このイントロでFleaとJohnが向かい合って弾き始めるとこ!もうこれが観れんと思うと泣きたい。
ベースってギターより目立たんラインを弾くっていうイメージ結構あると思うけど、Fleaのベースは曲によって、部分によっては主役級になる。
MV大好きなんやけど、ライブがカッコ良かったのでライブ映像で。

5.『Torture Me』ベース

盗撮みたいなライブ映像しかなかった。出だし切れとるし……音はまあまあきれいやけど。ベースで始まって、同じリフを引き続けるんやけど渋すぎる。

4.『Readymade』イントロ、Aメロ、Bメロのベース

これは初めて聴いた時から忘れられんかった。グルーヴ感。もはやAnthonyの歌がおまけのように感じる時もある。(←失礼)なんか上手く言えんけど、すごくうねりを感じる音の流れになっとると思う。

3.『Can't Stop』イントロ、Aメロ、Bメロのギター

神曲!この曲に関しては思い入れがありすぎてあまり書けない。ギターにかぶせる感じでベースが似たリズムをずらしてかぶせてくるんやけど、両方の音が組み合わさって一つのリフやなあ。完璧すぎる。

2.『Tell Me Baby』Aメロ、Bメロのギター(単音部分)

これは元々大好きな曲で、今一生懸命練習しています。(笑)よう考えたら歌のメロディと同じ音弾いとるんよな。でもすごい斬新で新鮮に思えるから不思議。間奏の部分でもこのリフを弾いとるけん、歌ってなくても歌の余韻を感じさせる。

1.『Around The World』ギターとベース!

マジでこのイントロをカッコいいと思わないバンドマンは音楽やめていい。(笑)歌が入る前にベースの音がなくなる部分があるんやけど、その間が最高だ。そんでギターだけになったあと、Anthonyのラップ調の歌が乗っかってくると同時にはずんだリズムのベースも入ってきて、サビで一転スムーズな流れになるのが素晴らしい。(ただちょっとこの映像ではギターの音がちょっといつもと違って高めで鈍い感じかな?)

10曲に絞る作業が思いの外大変やった……。
他には『Otherside』『Under The Bridge』『They're Red Hot』『Cabron』『Californication』『My Friends』『Slow Cheetah』とかも挙げてました。やっぱりほとんどJohnがおる時の曲ばっかりやな。
改めて聴いてみると、レッチリ(ってかJohn?)はギターが単音でおもしろいリフを弾いて、サビで和音中心に変わって音を重ねてくるっていう作りが多いかな。そんでFleaのベースは縁の下の力持ち的な役割ではなく、結構目立つ。でも前に出ようとしてるわけではなく、自然と際立ってる感じ。
今回はギターとベースについてしか書いとらんけど、AnthonyとChadももちろんレッチリにはなくてはならない存在で、なんであたしがレッチリを好きかっていうと「バンドっていうのはこうあってほしい」っていうのを体現してるからやと思う。誰かだけが飛び抜けてるっていうわけではなく、4人が揃ってこそRed Hot Chili Peppersっていうバンド。「Anthonyのバンド」じゃない。

そしてJoshについては未知数やと思う。みんなあれこれ言うけどあたしはまだ何とも言えんかな。Johnと同じぐらい好きになれるかって言ったら微妙やけど、でも少なくともJohnの代わりではない。
次のアルバムに期待!










ここだけの話、レッチリで唯一「嫌いなリフ」っていうのがあって、それが『Monarchy Roses』のサビのベース。っていうのは余談。

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