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音楽バカによる音楽についてのひとりごと。

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「CDレビュー」というカテゴリー、作ったものの全然記事を書いてなかった。
ので、書いてみます。

栄えある第1回は、Britney Spearsの『Britney』。
意外やろ?(笑)
実は、自分で洋楽のCDを買うようになった頃よく聴いてたのはポップスなんです。最初に好きになったのがBackstreet BoysとBritneyやった。ほんまに大好きやったなー。今も好きやけど、当時はインタビュー映像観て泣いたりしてたからな。笑。
『Britney』は3rdアルバム。初めて買った彼女のアルバムがこれやった。ジャケ買いでした。可愛すぎたから。でも中身もすごく良くて、完成度の高さにビックリ。今聴いてもこのアルバムが一番いいなって思う。1st『...Baby One More Time』、2nd『Oops!...I Did It Again』よりもダンスミュージックの要素が濃い感じ。

◆Britney Spears『Britney』

リリース:11.5.2001(アメリカ)
レーベル:Jive
プロデューサー: BT、Rodney Jerkins、Brian Kierulf、Peter Kvint、Max Martin、The Neptunes、Rami、Wade J. Robson、Josh Schwartz、Justin Timberlake

1. I'm a Slave 4 U
1stシングル。気怠い感じの曲やけど、ダンスナンバーとして作られたんかな?MVではクラブで踊ってます。
プロデューサーはThe Neptunes。N.E.R.D.のPharrellとChadがやってるプロデュースユニット。彼らが手がけたわりにはインパクト弱めかも。

2. Overprotected
2ndシングル。このアルバムを聴いて、まず気に入ったのがこの曲。ピコピコした感じのイントロと、歌に入る前の「Action!」っていう声も緊張感あって好き。
歌詞はBritneyが書いたわけじゃないんだけど、「どうやって自分の道を進んで行けばいいの?」「私は過保護にされてきた」っていう自立したい願望について歌ってて、コテコテのアイドル路線からの脱却が見られる曲。
プロデューサーは安定のMax Martinさんです。あと、Rami。(ずっと女性やと思ってたけど男性らしい)

3. Lonely
これも2曲目と同じ系統かな。ちょっとラップ調な感じで始まる。Britneyって意外と低い声に味があるんよね。そしてサビに入るとエモーショナルな感じで、メリハリのきいた構成になってるのが良い。この曲はBriteneyの良さが十二分に発揮されてると思います。

4. I'm Not a Girl, Not Yet a Woman
3rdシングル。名シンガーソングライターDidoが提供したバラード。ちょっと地味め。Didoが歌ったらDidoっぽくなりそうやなあっていう曲。(笑)Britneyが主演した映画の主題歌にもなった。
とにかくMVのBritneyが鬼のように可愛い。

5. Boys
Pharrellがfeat.で参加したリミックスバージョンが6thシングル。The Neptunesによる曲。これはかなり彼ららしい色が出たナンバーだな。個人的に、Britneyはこういう不穏な感じのトラックにささやく感じのボーカルを乗せるのが一番合ってると思う。

6. Anticipating
5thシングル。だったということを今知った。(笑)MV作られてないから知らなかった。
この曲は聴いてるだけでうきうきしてくる。アルバムの中で一番ポップで明るいんじゃないかな。イントロの時点でキラキラした雰囲気全開です。晴天の下をドライブしながら聴いたら最高に気持ちいいだろうな。

7. I Love Rock 'n' Roll
4thシングル。カバー曲。ずっとJoan Jett & The Blackheartsがオリジナルだと思ってたけど、イギリスのバンドArrowsのAlan MerrillとJake Hookerがリリースしたヤツが一番最初だそうな。
完全にBritneyっぽい曲に仕上がってるのはさすが。ロックファンからしたら、ふざけんな!って感じなんかな?あたしは、アイドルによるロックナンバーのアレンジとしては成功例やと思う。

8. Cinderella
イントロのラインが印象的。ちょっとこの曲以降から似た雰囲気の曲が続きます。

9. Let Me Be
確かこれはBritney自身が歌詞を書いたんやったかな?「私らしくいさせて」というストレートなメッセージが等身大な感じがしていいね。
サビの歌詞に「It ain't my philosophy」っていうフレーズが出てくるんやけど、中学生の時この曲のおかげで「philosophy」っていう単語を覚えることができた。(笑)

10. Bombastic Love
オペラ(?)とかで使われてそうなアレンジの曲。「bombastic」っていう言葉の印象が強すぎて……なんかめっちゃ強そうな単語やなって当時思ってた。笑。

11. That's Where You Take Me
このアルバムで一番パッとしない曲。 とはいえ、ポップソングとしての完成度は高いし、セクシーというよりかは可愛らしい感じなのでたまに聴くと癒やされる。

12. When I Found You
透明感のあるバラード。サビの「When I found youー」ってとこの伸びやかさといったら。Britneyは決して歌上手くないけど表現力あると思うし、何より独特の歌い方するからすぐ「Britneyや!」ってわかるんよね。

13. Before the Goodbye (bonus track)
これはかなり好きな曲。切ない雰囲気が曲名に合ってる。トラックも、休符を効果的に使った特徴的なリズムがいい感じ。ただ残念なのが、2番以降になるとサビの部分のバックがやたらディスコチックな鬱陶しい感じになるんだよねー。せっかくメロディがきれいやから、大人しめのアレンジの方がいいと思った。

14. What It's Like to Be Me
黒歴史!(笑)アイドル界のビッグカップルだったBritneyと*NSYNCのJustin Timberlake。デュエットしてます。
今やJustinはソロとしてR&Bで大成功を収めてるけど、その片鱗がすでにここで窺えるね。どの程度なのかはわからないけど、楽曲制作にも関わったようです。コーラスが抜群に上手い。そんで、終盤でのボイパ。カッコ良すぎるわ。昔は「Britneyの彼氏」っていう位置付けやったけど、今音楽的には断然Justinの方が評価高いもんなあ。この曲は貴重やと思います。ライブでやることなんて絶対ないやろうし。

国によっては曲数や収録内容が違うみたいやけど、ここに載せたトラックリストは自分が持ってる国内盤のもの。
8曲目ぐらいから若干ダレてはくるものの、全部通して聴ける良いアルバム。後半にパンチある曲が少ないから、曲順がもう少し違ってたらもっと完成度高くなってたかなあ。
ポップすぎず流行り(HIPHOP系)に乗りすぎず、ティーンエイジャーの洋楽入門にちょうどいい感じの受け入れやすい音やったと思う。もちろん今も全然聴ける、Britneyの魅力全開のアイドルポップ良盤。

何より、見た目的にもこの時期が全盛期だったと思うんだよなー。

天使!

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